家庭用サウナは後悔する?購入者100人が挙げたデメリットと対策

「自宅で好きなときにサウナに入れたら」と考える一方で、電気代や設置場所、手入れの負担が気になって踏み切れない方も多いのではないでしょうか。

家庭用サウナは、暮らしに合う形で選べば日常の楽しみの一つになり得ますが、勢いだけで購入すると、使いにくさや予想外の費用につながることもあります。

この記事では、Japan Saunaが実施したアンケート調査と導入者の声をもとに、家庭用サウナで後悔・負担につながりやすい点と、購入前にできる対策を整理します。設置環境や日々の過ごし方に合うかを確認しながら、自宅でのサウナ時間を無理なく楽しむための準備を進めましょう。

【調査概要】
・調査名:家庭用サウナの購入・利用に関するアンケート調査

・調査主体:Japan Sauna

・調査方法:インターネットアンケート調査

・調査期間:2025年9月1日~2025年9月15日

・調査対象:家庭用サウナの購入経験がある者

・有効回答数:100名

※回答は購入者本人による自己申告です。製品の種類、設置環境、利用頻度、居住地域、電力料金プラン等により、費用や利用感は異なります。

家庭用サウナを購入して後悔した人は多い?実際の口コミを独自調査

家庭用サウナに後悔がまったくないとは言い切れません。ただし、後悔や負担に感じる点の多くは、製品そのものよりも、設置・費用・使い方を購入前に具体化しきれなかったことから生まれています。

Japan Saunaが家庭用サウナの購入経験者100名を対象に実施したインターネットアンケート調査では、自宅で好きな時間にサウナを利用できる点を、導入して良かった点として挙げる回答が多く見られました。一方で、電気代・水道代、手入れ、使用頻度について、想定との違いを感じた回答もありました。


後悔した点の1位は「電気代・水道代が高かった」34%

Japan Saunaが家庭用サウナの購入経験者100名を対象に実施したインターネットアンケート調査では、導入後に「後悔したこと・大変だと感じたこと」として、「電気代・水道代が高かった」を挙げた人が34%で最多でした。次いで「メンテナンスが大変だった」が33%、「思ったより使わなくなった」が32%でした。いずれも複数回答可の設問です。

家庭用サウナを導入した方の後悔ポイント

※家庭用サウナの購入経験者100名を対象に、Japan Saunaが実施したインターネットアンケート調査。複数回答可。調査期間:2025年9月1日~2025年9月15日。

本体価格だけを見て予算を組み、ストーブの消費電力や使用時間、冬場の暖房効率、水風呂・シャワーの水道使用量まで見積もれていなかった場合、導入後に負担を感じることがあります。特に屋外設置のバレルサウナは、外気温の影響を受けやすく、季節によって予熱にかかる電力が変わる場合があります。

導入前にランニングコストやメンテナンスの負担を具体的に把握し、自分の生活に無理なく組み込めるかを考えることが、後悔しないためのポイントになります。たとえば以下のような準備・工夫が有効です。

項目

詳細

毎月の電気代・水道代を試算する

・利用頻度や人数を想定し、1回あたり・月あたりの電気代・水道代を計算する

・断熱性の高いモデルを選ぶと光熱費を抑えやすい

清掃・換気のルーティンを仕組み化する

・換気扇や除湿機を併用し、使用後は「5分間の拭き上げ習慣」などを取り入れる

・木材部分は専用オイルで保護してカビや劣化を予防する

ライフスタイルに合わせた利用シーンを想像する

・ 「平日の夜に1人で」「週末に家族と一緒に」など、実際の利用シーンを具体的にイメージしてみる

・無理なく続けられるタイミングを見つけることが大切

このように事前の試算と準備をしておけば、サウナ導入後も長く快適に楽しめる可能性があります。

数字だけでなく、日常の習慣や生活リズムに組み込めるかどうかを検討することで、サウナ導入後の後悔を避けやすくなるでしょう。

満足している声「自宅で好きなときにととのえる」72%

Japan Saunaが家庭用サウナの購入経験者100名を対象に実施したインターネットアンケート調査では、導入して良かった点・満足している点として、「自宅で好きなときにととのえる」が72%で最も多い結果でした。次いで、「サウナ施設に行く時間・交通費を節約できた」が46%でした。いずれも複数回答可の設問です。

家庭用サウナを導入して良かった点

※家庭用サウナの購入経験者100名を対象に、Japan Saunaが実施したインターネットアンケート調査。複数回答可。調査期間:2025年9月1日~2025年9月15日。

施設へ移動する時間、混雑を避けるための時間、着替えや帰宅後の支度まで考えると、サウナ1回に必要な時間は意外と長くなります。自宅にあれば、仕事のあとや朝の短い時間にも、自分のペースでサウナを利用しやすくなります。

「一番は着替え0秒で最高の導線が確保できること!混雑やマナーを気にせず、好きな温度とロウリュで自分を追い込める贅沢は格別です」

サウナをよく利用する方なら共感しやすい、施設では少し遠慮してしまう「もう少し静かに過ごしたい」「自分好みの温度でロウリュをしたい」という感覚も、自宅なら叶えやすくなります。

なお、ロウリュとは、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させることです。セルフロウリュは、必ず対応するサウナストーブ・製品仕様の範囲で行いましょう。

後悔・負担を感じにくい人に共通すること

導入後に負担を感じにくい人は、購入前に本体のデザインや価格だけで決めず、日常の使い方から逆算している傾向があります。たとえば「誰が、いつ、何人で使うか」「サウナ利用後はどこで休むか」「掃除を誰が担うか」を具体的に想像していることが特徴です。

確認しておきたい点は、主に次のとおりです。

  • 設置場所の幅・奥行き・高さだけでなく、搬入経路も測る

  • 電気容量や専用回路の要否を施工前に確認する

  • 本体以外の費用を含めた導入総額を見積もる

  • 換気、排水、乾燥まで含めた手入れの流れを考える

  • サウナ室から休憩場所までの動線を生活に無理なく組み込む

  • 保証、修理、定期点検など導入後の対応も比較する

正直なところ、自宅サウナは「買えば自然に使う設備」ではありません。けれど、生活動線にきちんと収まり、使う場面が見えているなら、日々の楽しみとして長く付き合える選択肢になるでしょう。

家庭用サウナのデメリット5つ

家庭用サウナのデメリットは、事前に把握して対策を選べば、必要以上に不安視するものではありません。購入後の暮らしを具体的にイメージしながら確認してみてください。

設置スペースが足りない

家庭用サウナは、本体が置ければ終わりではありません。扉の開閉スペース、出入りするための通路、換気のための余白、そして休憩する場所まで考えて設計する必要があります。

Japan Saunaが実施したアンケート調査では、導入後に「設置スペースが足りなかった」と回答した人は9%でした。割合は高くないものの、庭に設置する場合は、建物との距離、隣地との視線、雨水の流れ、搬入経路も確認したいところです。

また、サウナの利用は室内だけで完結しません。サウナ後に休憩できる場所が近くにあると、日常の利用動線に組み込みやすくなります。水風呂を設けない場合でも、シャワーで体を冷ます場所や休憩用チェアの配置まで、図面上で確認しておきましょう。

間取りや動線が気になる方はこちらも合わせてお読みください

自宅サウナを設置する間取り|後悔しない動線設計・おしゃれな配置の考え方

メンテナンスの手間がかかる

木材を使用する家庭用サウナでは、製品の取扱説明書に従い、使用後に換気と乾燥を行うことが大切です。特に屋外型では、雨、結露、紫外線、気温差によって、木材や金属部品の状態が変化します。

アンケート調査では、「メンテナンスが大変だった」と回答した人は33%でした。使用後の乾燥や掃除を負担に感じないよう、購入前から日常の手入れ方法を確認しておくことが大切です。

「湿気がこもりやすく、換気を怠ると壁にカビが発生しやすくなったため、定期的な掃除と除湿が必要になりました」

使用後に室内を軽く拭き、扉や換気口を開けて乾燥させるだけでも、湿気が残る時間を短くできます。また、木材の外装は設置環境に応じて保護塗装が必要になる場合があります。購入前に、日常の手入れと専門業者に任せられる点検範囲を確認しておくとよいでしょう。

使用頻度が落ちやすい

「自宅にあれば毎日入るはず」と思っていても、準備や片付けが負担になると使用頻度が落ちることがあります。アンケート調査では、「思ったより使わなくなった」と回答した人は32%でした。

理由は、サウナが遠いことではなく、日常動線の中に入っていないことかもしれません。たとえば、屋外サウナへ行くために毎回大きな荷物を準備する、照明が暗くて夜に使いにくい、休憩場所が寒すぎるといった小さな負担が重なると、使う機会が減りやすくなります。

そのため、平日の夜に一人で使う場面を想定してみることをおすすめします。タオルの置き場所、照明、着替え、シャワー、休憩までを無理なくつなげられる設計なら、週末だけの設備ではなく、生活の中で使いやすい設備になります。

初期費用が高額

家庭用サウナは、本体価格に加えて設置工事が発生するため、予算の見方には注意が必要です。バレルサウナでは、本体価格が100万円台となる製品例もありますが、導入総額では搬入・基礎・電気工事などが加わるケースがあります。

特に設置条件によって変わりやすい費用は、次のとおりです。

  • 電源の増設や専用回路の工事

  • 基礎工事や地面の整地

  • クレーンを使う搬入費

  • 屋外で使うための屋根・目隠し・照明

  • 水風呂、シャワー、排水設備の施工

  • 遠方への輸送費

「本体価格が100万円台だったので安心していたのですが、実際には基礎工事や電気工事、運送費などの付帯費用が想像以上に膨らみました」

アンケート調査では、「初期費用が高すぎた」と回答した人は23%でした。価格の安さだけで候補を絞るより、現地条件を確認したうえで総額を提示してくれる専門業者を選ぶ方が、費用の見通しを立てやすくなります。

本体価格、搬入、基礎、電気工事、給排水、屋根、オプション、輸送費等が見積もりに含まれるかは、製品や設置条件によって異なります。契約前に、設置条件を反映した税込総額の見積もりを確認しましょう。

安全面・健康面のリスク

家庭用サウナは、正しい設備を選び、無理のない入り方をすれば楽しめます。ただし、高温環境では、脱水、体調不良、やけど、転倒などが起こるおそれがあります。

サウナの利用時は、無理をせず体調に合わせること、高温部分に触れないこと、急に立ち上がったり移動したりしないことが大切です。自宅では施設スタッフがすぐ近くにいないため、体調が優れない日や飲酒後には利用を控え、家族に一声かけてから入るといったルールを決めておくとよいでしょう。

また、サウナ後に水風呂を利用する場合は、体調を確認し、かけ水やシャワーで汗を流してから、無理のない範囲で入るようにしましょう。息苦しさ、動悸、めまいなどを感じたら、その場で利用を中止してください。

持病がある方、妊娠中の方、医療者から入浴に関する指示を受けている方は、導入前・利用前に医師等へ相談してください。製品ごとに定員、使用方法、電源条件、設置場所、周囲の可燃物との離隔距離、換気方法、ロウリュ可否が異なるため、必ず取扱説明書および販売者・施工事業者の案内に従いましょう。

家庭用サウナの電気代・水道代はいくら?

家庭用サウナの光熱費は、ストーブの出力、予熱時間、断熱性、利用回数、地域の電気料金で変わります。そのため、一律の金額ではなく、ご自宅の使い方に合わせて月額で考えることが現実的です。

1回あたりの目安

電気代は、基本的に「消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金(円/kWh)」で概算できます。たとえば、3kWの電気式サウナを予熱と利用を合わせて1.5時間使い、電力量料金を1kWhあたり35円として計算する場合は、電気代の目安は約158円です。

ただし、これは3kWの機器を1.5時間、常に定格出力で運転したと仮定した単純試算です。実際の料金は、電気料金プラン、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、気温、断熱性、予熱時間、設定温度、扉の開閉回数、制御運転などにより変動します。

また、ストーブが常に最大出力で動くわけではなく、設定温度に到達後は制御される機種もあります。一方で、冬の屋外設置や断熱性が低い環境では、予熱時間が伸びて費用が上がることもあります。

水道代については、シャワーだけで済ませるか、水風呂を設けるか、使用後に排水・清掃・補水を行うかによって、水道使用量や管理の手間に差が出ます。自宅サウナでは水道代よりも電気代の方が気になりやすい一方、水風呂を設ける場合は給排水の手間と費用も含めて考えるとよいでしょう。

維持費についてもっと詳しく知りたい方へ

自宅(家庭用)サウナにかかる維持費を解説!リアルなランニングコストを独自調査で紹介

サウナ施設に通う場合との比較

自宅サウナは、1回ごとの光熱費だけでサウナ施設の利用料と単純比較するのではなく、初期費用、維持費、交通費、移動時間などを含めて考える必要があります。

項目

家庭用サウナ

サウナ施設

初期費用

本体・工事などの費用がかかる

原則不要

1回ごとの費用

電気代・水道代が中心

入館料・交通費が中心

移動時間

ほぼ不要

往復時間がかかる

利用時間

自分の生活に合わせやすい

営業時間や混雑に左右される

温度・ロウリュ

製品仕様・安全条件の範囲で調整しやすい

施設のルールに従う

手入れ

自分で行う必要がある

原則不要

アンケート調査では、「サウナ施設に行く時間・交通費を節約できた」と回答した人は46%でした。頻繁にサウナへ通う方や、仕事終わりに短時間で利用したい方にとっては、費用以外に移動時間や利用時間帯の自由度を重視する場合もあります。

電気代を抑える方法|断熱性・タイマー・利用時間

電気代を抑えたいなら、使う回数を無理に減らすより、熱を逃がしにくい環境をつくることが一つの方法です。断熱性能、扉の気密性、設置場所の風当たりは、予熱時間と保温効率に影響します。

具体的には、以下のような方法があります。

  • 設置環境に合った断熱仕様のサウナを選ぶ

  • 扉の開閉回数を減らし、開けっぱなしにしない

  • タイマー機能を使い、必要以上の長時間運転を避ける

  • 複数人で使う日をつくり、1回の予熱を有効に使う

  • 屋外型では風よけや屋根を設け、雨風の影響を抑える

  • 使用後は乾燥を徹底し、湿気による劣化を防ぐ

見落としがちですが、電気代はストーブの出力だけで決まりません。家の電気契約、使う時間帯、設置場所の断熱条件も含めて確認したうえで、月額の目安を施工業者に相談してみましょう。

Japan Saunaでは、サウナのプロフェッショナルがご自宅の状況に合わせてご提案させていただきます。小さなことでもお気軽にお問い合わせください。

家庭用サウナのカビ対策|湿気・サビを防ぐ手入れ

家庭用サウナのカビ対策では、「濡らさない」ことよりも「濡れた状態を長く残さない」ことがポイントです。木の香りやぬくもりを長く楽しむためにも、使用後の短い手入れを習慣にするとよいでしょう。

カビが生えやすい場所と原因

カビが発生しやすいのは、湿気がこもり、空気が動きにくい場所です。ベンチの下、床と壁の境目、扉まわり、換気口付近、木材のすき間などは特に確認したい箇所です。

サウナ室は高温になるため、使用中は湿気が気にならなくても、運転を止めた後に室温が下がると結露が発生しやすくなります。室内に濡れたタオルを残す、扉を閉めたままにする、換気設備を使わないといった状況が続くと、カビや臭いの原因につながる可能性があります。

また、屋外サウナでは外気との温度差や雨水も影響します。床下の通気や屋根の排水まで含めて施工されているかを確認することで、建物全体の劣化リスクを抑えやすくなります。

使用後にやること|換気・拭き上げ・乾燥

使用後の手入れは、毎回すべてを大がかりに掃除する必要はありません。水分を残さず、空気を通すという基本を続けることが現実的です。

サウナ利用後は、次の流れを目安にするとよいでしょう。

  • サウナ室の電源を切り、取扱説明書に沿って安全を確認する

  • ベンチ、床、壁の水滴や汗をタオルで軽く拭き取る

  • 使用したマットやタオルを室内に放置しない

  • 扉や換気口を開け、十分に空気を通す

  • 必要に応じて換気扇や除湿機を使い、室内を乾かす

  • 床や排水まわりに水が残っていないか確認する
    「定期的なネジの増し締めや、半年に一度の外壁塗装は欠かせない手間ですね」

このように、屋外型では日常の乾燥に加えて、定期的な状態確認も必要になります。無理なく続けられる手入れの頻度を、購入前に販売店へ確認しておくとよいでしょう。

木材の手入れと防カビコーティング

サウナに使われる木材は、室内と屋外で手入れの考え方が異なります。室内側は、強い薬剤や香りの残る洗剤を安易に使うと、熱によってにおいが出たり、木の質感を損ねたりすることがあります。

普段は乾いた布や固く絞った布で拭き、汚れが気になる場合は、メーカーが推奨する方法を確認するのが安心です。外装は、紫外線や雨から守るための保護塗料を使う場合がありますが、使用できる塗料や塗布時期は木材や仕様によって変わります。

「木材の保護塗料が思ったより早く劣化し、年に1〜2回塗り直しが必要だった点が想定外でした」

防カビコーティングを検討する場合も、サウナ室内に施工してよい製品か、加熱時の安全性に問題がないかを、必ず専門業者へ確認してください。室内・外装・床下を同じ方法で扱わないことが、木材を傷めにくくするコツです。

業者に任せられる範囲|定期点検と部品交換

日常の換気や拭き掃除は利用者が行うとしても、電気系統やストーブ、ヒーター、配線、扉の金具などは、専門業者による点検を検討したい部分です。異音、焦げたようなにおい、扉の閉まりにくさ、温度の上がり方の変化があれば、使用を続けずに相談してください。

業者へ確認しておきたい範囲は、主に次のとおりです。

  • 電気ストーブと配線の点検

  • ヒーターや温度センサーの交換可否

  • 換気設備の動作確認

  • 木材の腐食、割れ、ビスの緩みの確認

  • 扉、ガラス、金具の調整

  • 屋外型の屋根、外壁、基礎まわりの確認

購入時には、製品の見た目だけでなく、困ったときに誰へ相談できるかまで確認しておくと、導入後の対応を検討しやすくなります。

家庭用サウナのメリット|満足している人が挙げた5つの理由

デメリットを理解したうえで導入すると、家庭用サウナは日常の中に自分だけの休息時間をつくる選択肢になります。施設で感じる木の香り、静けさ、照明の落ち着きなどを、自宅の環境に合わせて取り入れられるかどうかは、長く使い続けやすいかを左右するポイントの一つです。

自宅で好きな時間にサウナを利用できる

家庭用サウナの魅力の一つは、行きたいと思ったときに自宅で利用しやすいことです。アンケート調査では、「自宅で好きなときにととのえる」と回答した人は72%でした。

「天候や時間を気にせず、思い立った時にいつでも入れるのが最高の贅沢です」

混雑、会話の音、ロウリュのタイミング、テレビの有無などを気にせず、自分のコンディションに合わせて過ごせるのは、自宅ならではの特徴です。気分転換をしたい日や、静かに汗を流したい夜に、短い時間でも使える環境をつくれるかもしれません。

時間と手間を節約できる

サウナ施設を利用する場合は、サウナや入浴の時間以外にも、移動、受付、着替え、帰宅の時間がかかります。自宅にサウナがあれば、これらの移動時間を減らしやすくなります。

特に仕事後にサウナへ行きたい方にとっては、帰宅してから出かけ直す負担を抑えられます。準備がしやすい場所にタオルやサウナハットを置き、シャワーと休憩スペースを近くに整えれば、日常の入浴習慣に組み込みやすくなるでしょう。

「仕事後の遅い時間でも、自分のペースで利用できる点が良いです」

時間を節約できるだけでなく、時間帯を選ばず自分のペースを守れる点も、家庭用サウナを選ぶ理由のひとつです。

水風呂や休憩スペースを利用環境に合わせて整えられる

サウナ後に水風呂や休憩を組み合わせる場合も、自宅の利用環境や自分の体調に合わせて準備しやすい点は特徴です。

ただし、サウナの感じ方や体への影響には個人差があります。利用する際は、熱さを我慢しすぎず、水分補給を行い、体調に応じて回数や時間を調整してください。

急な温度変化を避け、体調を確認しながら無理のない範囲で利用することが大切です。体を追い込むことよりも、心地よく終えられることを基準にすると、長く楽しみやすくなります。

家族や友人との交流に活用できる

家庭用サウナは、一人で静かに過ごす空間になるだけではありません。複数人で使えるサイズを選べば、家族の会話や友人との時間をつくるきっかけにもなります。

アンケート調査では、「家族や友人との交流に役立った」と回答した人は22%でした。

「週末に友人を招いてサウナパーティーをするなど、新しいコミュニケーションの場にもなっています」

ただし、複数人で使うことを想定するなら、サウナ室の定員だけでなく、脱衣場所、タオルの置き場、休憩用チェア、近隣への配慮まで考える必要があります。庭やテラスに設置する場合は、話し声や照明が周囲に影響しないかも事前に見ておきましょう。

使わなくなっても手放す選択肢を検討できる場合がある

ライフスタイルの変化で使用頻度が下がった場合でも、家庭用サウナには移設、譲渡、売却、部品交換などを検討できるケースがあります。ただし、すべての製品に再販性があるわけではなく、状態、設置方式、解体・搬出の難易度、ストーブの仕様によって選択肢は変わります。

テントサウナと据え置き型では、体験や所有方法に違いがあります。一方で、据え置き型は導入時だけでなく、将来の移設や処分も含めて考えておくと、判断しやすくなるでしょう。

購入前には、解体できるか、搬出経路を確保できるか、保証の譲渡可否はどうかを確認してみてください。使い続ける前提だけでなく、暮らしが変わったときの選択肢も見ておくことが、納得感のある購入につながります。

後悔を防ぐためのチェックリスト6項目

家庭用サウナ選びでは、カタログや写真だけで比較しないことが、購入後の認識違いを抑えるための確認ポイントです。自宅の条件と使い方に照らして、以下の6項目を順番に確認してみましょう。

①種類を選ぶ|ドライ・スチーム・遠赤外線の違い

家庭用サウナには、熱源や加温方式、湿度設計の違いにより、ドライサウナ、スチームサウナ、遠赤外線サウナなどの選択肢があります。どれが合うかは、好みの温度帯、湿度、設置場所、電気工事の条件によって変わります。

種類

特徴

向いている方の例

ドライサウナ

一般に高温・低湿度で利用されるサウナ。電気ストーブや薪ストーブを熱源とするタイプがあり、ロウリュを行う場合は一時的に湿度が上がる。

サウナ施設に近い熱さやロウリュを楽しみたい方

スチームサウナ

湿度が高く、比較的低い温度で利用するタイプ

熱い空気が苦手で、しっとりした入り心地を好む方

遠赤外線サウナ

遠赤外線ヒーターを用いる。室内型に多い

設置スペースや電源条件を確認しながら、比較的コンパクトな室内用モデルを検討したい方

ドライサウナは、木の香りやストーブの熱感を楽しみやすい一方で、ストーブ出力と断熱、換気の設計が使用感を左右します。スチーム式は湿気への対策、遠赤外線式は設置寸法や電源条件を確認しながら選ぶとよいでしょう。

②設置スペースを実寸で確認する(水風呂・脱衣も含めて)

設置場所は、図面上の広さだけで判断しないことをおすすめします。メジャーで実際に測り、家具や植栽、扉の可動範囲も含めて確認すると、施工後のイメージが具体的になります。

測るときは、以下を確認してみてください。

  • サウナ本体の設置面積と高さ

  • 扉の開閉方向と出入りするための通路

  • 搬入車両やクレーンの進入可否

  • 電源を引く経路と分電盤の位置

  • シャワー、水風呂、排水の位置

  • 脱衣・休憩スペースの広さ

  • 隣家や道路からの視線、音、照明への配慮
    「設置場所は生活動線やプライバシーを考慮して決めると長く快適に使えます」

サウナ室を置く場所だけでなく、サウナ利用前後にどう動くかまで歩いてみると、使いやすい配置を判断しやすくなります。

③ランニングコストを月額で試算する

ランニングコストは、「1回の電気代」だけではなく、月に何回使うかを掛け合わせて考えます。さらに、水道代、消耗品、定期メンテナンスも含めると、毎月の負担を現実的に捉えられます。

屋外型では木材保護や部品交換といった年単位の費用も見ておく必要があります。月額に均して積み立てる感覚で考えると、急な出費への不安を抑えやすくなります。

契約中の電気料金プラン、ストーブの消費電力、想定利用回数、設置場所の断熱条件をもとに試算し、見積もり時には希望する使い方を伝えて月額の目安を確認しましょう。

④手入れを続けられるか確認する

家庭用サウナを心地よく保つには、使用後の乾燥、定期的な清掃、木部や金具の点検が必要です。手入れ自体は難しいものではありませんが、生活の中で続けられるかを考えておく必要があります。

たとえば、平日の夜に使ったあと、換気・拭き上げ・片付けまで含めて無理がないかを想像してみてください。屋外型の場合は、天候の悪い日にも確認や手入れが必要になることがあります。

「計画段階で専門業者とじっくり相談すれば快適な空間を作れます。電気容量や換気、断熱など技術的な条件は特に重要で、後から変更は困難です」

日常の手入れと、専門業者へ任せる定期点検を分けて考えると、導入後の負担を見通しやすくなります。

⑤賃貸・マンションは契約内容と管理規約を確認する

賃貸住宅やマンションに家庭用サウナを置く場合は、製品を選ぶ前に契約内容と管理規約を確認してください。専有部分であっても、電気容量の増設、給排水工事、換気ダクト、騒音、重量、共用部の搬入などで制限を受けることがあります。

置くだけで使えるように見える室内サウナでも、建物の電気設備や排熱、湿気への配慮が必要な場合があります。オーナー、管理会社、管理組合へ確認し、必要に応じて書面で承認を得てから進めることをおすすめします。

また、ベランダは避難経路や共用部分として扱われることがあり、常設設備を置けない場合があります。自己判断で設置すると原状回復や近隣トラブルにつながる可能性があるため、専門業者と管理側の両方へ相談してから判断しましょう。

賃貸・マンションでの設置について詳しく知りたい方へ

マンションに家庭用サウナを設置する方法を解説!賃貸でもととのう方法を紹介

⑥電気用品安全法の対象となる構成品の表示や施工条件を確認する

電気式の家庭用サウナでは、サウナストーブや電源まわりの安全性を確認する必要があります。電気用品安全法の対象となる電気用品が含まれる場合は、必要なPSE表示などの法定表示の有無を、販売者または輸入事業者へ確認しましょう。

購入時には、少なくとも次の点を販売者へ確認してみてください。

  • 電気用品安全法の対象となる構成品に必要な表示があるか

  • 日本の電圧・周波数に対応しているか

  • 必要な電源容量、専用回路、漏電遮断器の条件

  • 電気工事が必要な場合の施工体制

  • 過熱防止装置や温度制御の仕様

  • 保証、修理、部品供給の窓口

海外製品を個人輸入する場合は、日本国内で求められる表示や電気仕様を満たしているかを特に慎重に確認しましょう。見た目や価格だけで選ばず、施工を含めて相談できる販売店を選ぶことが、日常の安全確認につながります。

Japan Saunaのサウナと価格|省スペースで設置できるモデル

ここからは、Japan Saunaが取り扱う家庭用サウナの一例をご紹介します。

庭に十分なスペースがない、屋外工事までは考えていないという方には、室内で導入を検討できるモデルもあります。暮らしの動線に無理なく置けるかを軸に、製品と設置条件を見比べるとよいでしょう。

ソファがサウナになる「EINE」|家庭用100Vコンセントに対応

Japan Saunaには、ソファとして使いながらサウナ空間にもなる「EINE」という選択肢があります。

EINE

▶︎商品の詳細を見る

家庭用100Vコンセントに対応した仕様ですが、設置可否や追加工事の要否は、コンセント・回路容量、製品仕様、換気・離隔距離、建物条件により異なります。

100V対応であっても、延長コードの常用やたこ足配線は避け、製品の取扱説明書と設置条件に従う必要があります。また、コンセントの位置、室内の換気、周囲の可燃物との距離、床の耐荷重などは事前に確認してください。

屋外型のように庭や基礎工事を前提としないため、省スペースで自宅サウナを検討したい方にとっては比較しやすいモデルです。サウナ専用の部屋をつくるのが難しい場合でも、日常の家具と空間づくりを両立できるか相談してみてはいかがでしょうか。

設置までの流れと必要な期間

家庭用サウナは、注文してすぐに使い始められるものではありません。設置場所の確認から納品まで、いくつかの工程を経て導入が進みます。Japan Saunaの場合は以下の流れで進めていきます。

  • お問い合わせ・ヒアリング:設置場所や希望のモデル、予算感を確認する段階

  • 現地調査・お見積り:設置スペースの広さや地面の状態、電源の位置などを確認する段階

  • 契約・発注:内容に納得したうえで正式に申し込む段階

  • 施工・設置:基礎工事や電気工事を経て、本体を設置する段階

  • ·       完成・引き渡し:動作確認を行い、実際に使い始められる状態にする段階

    完成・引き渡し:動作確認を行い、実際に使い始められる状態にする段階

相談する際は、設置予定場所の写真、寸法、分電盤の状況、希望する利用人数を用意しておくと、話が進めやすくなります。

家庭用サウナに関するよくある質問

マンションや賃貸でも設置できますか?

設置できる場合はありますが、契約内容・管理規約・建物設備の確認が前提です。室内に置く小型モデルでも、電気容量、換気、湿気、床の耐荷重、搬入経路、騒音などを確認する必要があります。

賃貸ではオーナーや管理会社、分譲マンションでは管理組合の承認が必要になることがあります。ベランダは避難経路や共用部に該当するケースがあるため、自己判断で常設するのは避けた方がよいでしょう。

電気工事は必要ですか?

必要かどうかは、サウナストーブの出力とご自宅の電気設備によって異なります。家庭用100Vコンセントに対応した製品であれば、条件次第で大きな工事なしに設置できる場合があります。

一方、200V電源や高出力の電気ストーブを使うタイプでは、専用回路、分電盤の確認、漏電遮断器の設置などが必要になることがあります。電気工事は電気工事業者へ依頼し、販売者と施工者の両方に条件を確認してください。

1回の電気代はいくらですか?

目安は、消費電力、予熱を含む使用時間、電気料金単価で決まります。計算式は「消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金(円/kWh)」です。

たとえば3kWの機器を1.5時間使い、電力量料金が35円/kWhなら、単純計算で約158円です。ただし、屋外の寒い時期、断熱性、室温、設定温度、扉の開閉回数、電気料金プランによって実際の費用は変わります。見積もり時には、希望する使い方を伝えて月額の目安を確認するとよいでしょう。

何人用を選べばいいですか?

普段の利用人数ではなく、「もっともよく使う場面」を基準に選ぶとよいでしょう。一人で静かに使うことが中心なら、一人用・二人用などの比較的コンパクトなモデルを選ぶことで、設置面積を抑えやすくなります。予熱時間は、断熱性、外気温、ストーブ出力、設定温度なども踏まえて確認しましょう。

家族や友人と使う機会が多い場合は、複数人用を検討する選択肢があります。ただし、人数が増えるほど本体サイズ、必要なストーブ出力、設置費用、休憩スペースも大きくなります。週末に数人で使いたいのか、平日の夜に一人で入るのかを具体的に考えてみてください。

サイズでお悩みの方はこちらも参考にしてください

バレルサウナのサイズはどのくらいがおすすめ?2人用・小型から大型まで選び方のコツを解説

カビはどのくらいで生えますか?

カビが生えるまでの期間は、湿度、換気、室温、木材の状態、使用頻度によって変わるため、一律には言えません。使用後に水分を残したまま扉を閉め、換気不足の状態が続くと、カビが生じやすくなります。

毎回の拭き上げと換気、定期的な点検を行うことで、リスクを抑えやすくなります。黒ずみや臭い、表面の変色が見られた場合は、自己流で強い薬剤を使う前に、メーカーや施工業者へ相談してください。

使わなくなったら売れますか?

売却や譲渡、移設を検討できる場合はあります。ただし、サウナの状態、メーカー、年式、電気ストーブの仕様、分解・搬出のしやすさ、保証の扱いによって条件は変わります。

特に据え置き型や屋外型では、搬出費用がかかることもあります。購入前に、将来移設する可能性、解体可否、部品供給、保証の譲渡可否を販売者へ確認しておくと、手放すときの選択肢を考えやすくなります。

まとめ|後悔・負担に感じる点は購入前に確認できる

家庭用サウナで後悔・負担を感じやすいのは、電気代や設置費用、メンテナンス、使用頻度を購入前に具体化できなかったときです。反対に、設置環境と生活動線に合ったサウナを選び、導入総額と日々の手入れまで見通しておけば、自宅で好きなタイミングにサウナ時間を設けやすくなります。

「でも、自分の家に置けるのか分からない」「電気工事や予算がどこまで必要なのか不安」と感じるのは自然なことです。設置場所の写真や寸法をもとに、ライフスタイルに合う仕様・費用・手入れの方法を個別に相談できる専門業者を選ぶと、判断しやすくなるでしょう。

Japan Saunaでは、庭や室内の条件、利用人数、希望するサウナの使い方に合わせた相談ができます。購入を決めていない段階でも、まずは話を聞いてみるという選択肢があります。

「自宅で好きなタイミングに整いたい」「家族で楽しめる空間をつくりたい」という方は、ぜひ一度、Japan Saunaへお気軽にご相談ください。

※掲載している口コミはJapan Saunaが許諾を得た導入者の声です。個人の感想であり、体験には個人差があります。

※サウナ・ミストサウナのご利用にあたっては、飲酒後や体調のすぐれないときのご利用はお控えください。高血圧・心疾患・糖尿病等の持病がある方、妊娠中の方は事前に医師にご相談のうえ、ご利用ください。小さなお子様や高齢の方がご利用の際は付き添いのもと、こまめな水分補給を心がけ、無理のない時間でお楽しみください。


解説

2025/9/26

Japan Saunaコラム

家庭用サウナは後悔する?購入者100人が挙げたデメリットと対策